November 12, 2023

EUR/USD: パウエル議長のドルの支え方

  • 先週は大きなイベントがなく、これを受けてEUR/USD は1.0700前後の推移でした。注目すべきは、週明けの 105.05 で始まったドルインデクス(DXY)が11月10日(金)に105.97の高値をつけてやや上昇したことです。この上昇の主な要因はFRB議長の"タカ派的" コメントでした。

    11月9日(木)、ジェローム・パウエル議長は、IMFが主宰する討論会に出席した際にFRBの決定は"総合的な入手データーとそれが経済活動とインフレの見通しに与える影響を考慮したもの"であると断言していました。 パウエル議長はインフレ率を2%に徐々に低下させるための十分な制限的政策の導入が成功するかどうかは不透明であると説明しました。また、米国のGDPの急成長にも言及して、これ以上の経済の加速が安定した労働市場での前進を弱らせる可能性があるとも示唆しました。,

    パウエル議長の発言は、週終わりの11月4日に発表された失業保険新規申請件数が21万7000件で、前回の20,0000件からやや下回ったことで裏付けされました。少なめの減少は、失業率の増加というよりも、むしろ減少を示しています。

    パウエル議長の発言の市場解釈は、政策金利における再度の追加利上げの意向を示しているとのことでした。この結果、米国債10年利回りは3%近く上昇の4.6%でドルの支えとなりました。

    EUのマクロ経済統計も EUR/USD の下落圧力となりました。ドイツの前月比インフレ率(CPI)が0.3%から0%に低下しました。ユーロ圏全体の小売売上高は、8月の0.7%減の後の9月は0.3%減となりました。しかし、年間ベースでは、この指標は-2.9%から-1.8%に落ち込んでいます。多くのアナリストは、クリスマスと新年の休暇を控えた消費活動のこのような落ち込みが今年末までにユーロ圏でテクニカルリセッションがはじまる可能性を示していると考えています。

    CMEグループのFedWatchデータによると、市場はFRBの2023年12月における金利据え置きの可能性は 90% のままにしています。フィンランドのノルデア銀行のエコノミストは、アメリカの中央銀行は2024年になってもフェデラルファンド金利を現行の5.50%に維持すると考えています。

    しかし、ユーロの利上げサイクルは終了したようです。アメリカの最大手銀行ウェルズ・ファーゴのストラテジストによると、ユーロ圏の成長の見通しが暗いことからECBの金融引き締めが終了した可能性があると示唆しています。最近のインフレ抑制の成功が利上げのピーク [4.50%] に既に達したとした見方を強めています。

    ノルデア銀行とウェルズ・ファーゴの両行は、ECBが来年の夏のはじめには、借入コストの引き下げを開始せざるを得なくなる可能性が高いとの見方で一致しています。"2024年6月の会合までECBの利下げはないと見ていますが、その後は、2024年中旬から2025年のはじめにかけて、預金金利を2.50% まで一貫して150ベーシスポイント下げることになるでしょう。全体的にECBの利下げリスクは、以前予想していた以上に、もしくは、積極的に高くなると考えています"。

    世界的なリスク選好の回復や米国経済の減速といった要因がユーロを支える可能性があります。しかし、FRBとECBの金融政策の違いが EUR/USDに引き続き下落圧力をかけるでしょう。これは、ほかの主要国の通貨にもあてはまり、– 中央銀行が現行金利の据え置き、または、引き下げるのであれば、さらなるドル高となる可能性があります。

    EUR/USD の先週の終値は1.0684でした。現在、アナリストの直近の見方に関する意見は次のようになります: 25%がドル高、 60%がユーロ高、 15%が中立。

    テクニカル分析については、D1チャートのオシレーター系の85%が緑で15%がグレーです。トレンド系では70% 対30%で緑が多くなっています。

    このペアの直近のサポートは、1.0620-1.0640付近に続いて、1.0480-1.0520、1.0450、1.0375、1.0200-1.0255、1.0130、1.0000。強気筋は、1.0740付近、それから、1.0800、1.0865、1.0945-1.0975、 1.1065-1.1090、 1.1150、 1.1260-1.1275でレジスタンスに直面します。

    比較的穏やかだった先週と違い、来週はイベントがたくさん予定されています。11月14日(火)は、米国の消費者物価指数(CPI)とユーロ圏の第3四半期GDP速報値が発表されます。翌日は、米国の小売売上高と生産者物価指数(PPI)の発表があります。11月16日(木)には、恒例の米国の失業保険新規申請件数データが報告されます。最後に金曜には、重要なインフレ指標であるユーロ圏消費者物価指数(CPI)が公表されます。

GBP/USD: 1.2200への危うい近さ

  • 11月3日の米国労働市場データの発表後、イギリス通貨に強気の勢いが生じたことを思い出しましょう。その時、GBP/USDは、文字どおり、急騰しました。11月6日(月)にポンドは、再び、上昇、1.2427の高値をつけました。しかし、強気の勢いは止まり、GBP/USD が1.2200に戻る時がきました。

    下落傾向への反転は、イギリスの統計によって追い風を受けました。10月の建設業セクターの企業活動は、45.0 から45.6の微増でした。一方で、このセクターの受注は4ヵ月連続で減少しており、すでに前年同月比20%減となっています。 住宅ローンの平均金利は8%を超えており、住宅ローン承認件数は4ヵ月連続で減少しています。つまり、このセクターにおける企業活動における大幅な増加は見込めません。

    イギリスのGDPは9月に0.1%から0.2%へと微増したものの、第3四半期は0.2%から0.0%へと減少、年間ベースでは0.6% ままです。このような状況では、イングランド銀行(BoE) の直近での利上げは見込めません。しかし、引き下げもないでしょう。イングランド銀行のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は、最近になって、インフレ抑制のための利上げの必要性はないが、金融政策の制限的本質の確保の必要があると述べました。言い換えれば、金利は、5.25%の据え置きということになるでしょう。前述のとおり、このような状況では ドルが有利のままである可能性が高くなります。これが、明らかに示されたのが、11月9日のFRBのジェーロム・パウエル議長の発言の後の市場の反応です。議長の金利に関する曖昧な示唆により、すぐにGBP/USD は急落しました。

    このペアの先週の終値は1.2225の水準でした。スコシアバンクのエコノミストによると、1.2200圏内は直近のサポートポイントなるかもしれません; しかし、このレベルを下回ると、下がり続け、1.2000-1.2100付近となるリスクがあります。直近の中央値予想では、アナリストの60% がこのペアの高値更新、20% が下落推移の支持、20% が中立の立場です。D1のオシレーター系では、 50% が下落方向、15%が上昇方向、残り35%が横ばいを示しています。トレンド系では、15% だけが上昇を示している一方で、大多数(85%) が下落傾向を示しています。このペアが下落に推移すれば、1.2040-1.2085、1.1960、1.1800-1.1840、1.1720、1.1595-1.1625、 1.1450-1.1475 がサポートとなります。上昇に推移すれば、レジスタンスレベルは、1.2290-1.2335、 1.2430-1.2450、1.2545-1.2575、1.2690-1.2710、1.2785-1.2820、1.2940、1.3140となるでしょう。

    来週のイギリス経済のカレンダーでの注目は、11月14日(火)になります。この日は国内労働市場の総合的なデーター発表があります。11月15日(水)は、10月のイギリスの消費者物価指数(CPI)の発表があります。週終わりの金曜日である11月17日(金)にはイギリスの小売売上高の発表が予定されています。

USD/JPY: 円にとって今は厳しいが、将来は明るい

  • 日本銀行(日銀)の10月31日の会合では、非常に長い間維持してきた金融政策のパラメータを据え置くことを決定しました。規制当局は、マイナス金利-0.1%の据え置きだけでなく、国債10年利回り(日本国債)も現行水準に据え置きました。市場関係者の一部は、インフレ率の上昇データにより、日銀が利回りの上限を1%から少なくても 1.25%に引き上げすることを期待していました(米国の同様の国債が11月9日に4.6%を超えています)。しかし、日銀はインフレ圧力の明らかな兆しに対処するどころか、無視を続けました。これにより、USD/JPYは151.71の高値まで上昇しました。 11月3日の米労働市場統計がなければ、149.34まで下落していたことでしょう。

    多くのアナリストは、財務省や日本銀行(日銀)の口先介入でUSD/JPYがこれらの水準のままだと信じていました。当局の実際の円の買い入れがあれば、このペアの下落が続いていたことでしょう。しかし、そうはならず、11月10日に再び、このペアは上昇して、151.59の高値をつけ、週の終値はここから遠くない151.51でした。

    " USD/JPY の上昇トレンドはそれほど驚くものではない" とコメルツ銀行のストラテジストはコメントしました。"現在の為替相場では、日本円の投資は外国人(と日本人)投資家にとって特に魅了があるわけではない [...] 日本の金融政策が急変しない限り、USD/JPY は高値更新となる可能性が高い。財務省は、おそらく、介入の脅しに反応するでしょう。しかし、日本銀行が'ハト派' 的コメントをすることに耐えることができず、介入を実際にしたとしても、為替相場の上昇は一時的なものに過ぎないだろう"。

    オランダのラボバンクによると、日本の金融政策正常化のペースが遅いことから、USD/JPY は今後数週間150.00 水準を超えての取引が見込まれます。しかし、日本の財務省による実際の介入がおこなわれるのではないかという懸念により上方推移は妨げられ、市場はこのペアを152.00 以上に押し上げることに消極的になるでしょう。

    一方、シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)のアナリストは、このペアが先週の高値151.80付近を超えるリスクが高まっているとした見方です。この水準は、昨年の高値151.95付近に遠くはなく、ドルがレジスタンスを突破すれば、今後、1-3週間で152.50水準まで上昇を続ける可能性が高くなります。

    上昇予想にかかわらず、アナリストたちは財務省や日本銀行と同じように、現在の円安は 理にかなっていないと言い続けています。"利上げの憶測が広がれば、来年のUSD/JPY はより下落推移となるだろう"とラボバンクは予測しています。 "信じています" " 2024年の後半に145.00ドルを割り込むと" と同行は記述しています。スコシアバンクのエコノミストによれば、"スプレッド、株式利回り、取引状況に基づくフェアバリューは、[...]ドルが著しく過大評価されており、144.50に近い水準で取引されるべきだ" とのことです。

    しかし、この "フェア"がいつ回復するかについては、疑問が残ります。ソシエテ・ジェネラルによると、まもなくです。 同行の見解では、しばらく、円による失望は続くことは明らかですが、USD/JPY の下落反転は、ますます近づいているとのことです。

    このペアの直近の見通しについての意見では、アナリストの55%が円高の一方、10%が中立です。このレビューの時点では、35%のアナリストが152.00 の突破を支持しています。テクニカル分析では、後者をサポートしており、トレンド系とオシレータ系共に100%緑です。

    直近のサポートレベルは、150.00-150.15 に続いて、148.45-148.80、146.85-147.30、145.90-146.10、145.30、144.45、143.75-144.05、 142.20です。直近のレジスタンスは、151.70-151.90 (2022年10月の高値 )に続いて、 152.80-153.15 、156.25です。

    11月15日(水)の日本の第3四半期GDP速報値の発表以外は、 日本経済の状況に関する重要な統計発表の予定は来週ありません。

暗号資産: 市場スキャンダルと記録

2023年11月13日‐17日のFXと暗号資産の予想1

  • 先週は、イーサリアムのスキャンダルと、それに続くビットコインと暗号市場全体の上昇という2つの出来事がありました。まずは、スキャンダルから見ていきましょう。

    元イーサリアムプラットフォームコンサルタントのスティーブン・ネラヨフ弁護士は、ヴィタリック・ブテリンとジョセフ・ルビンを詐欺行為で告発しました。同氏は、ETHの共同創設者らがFTX CEOのサム・バンクマン・フリード(ちなみに陪審は有罪判決を下し、最長懲役110年)が犯した犯罪の規模を超える犯罪に関与したと信じています。

    "分散型通貨を作ろうとしたというブテリンの主張は偽物だ。ETHは最初から中央集権型で、今日、その影響力はさらに集中している"とネラヨフ氏は記述しています。"ETH投資家の小さなサークルが全プロトコル資産の約75%を支配している。そのため、今では価格を操作、また、上限や下限を設定することさえ簡単だ。取引所で目にする取引のほとんどは、流動性があるように見せかけるためのフェイクや架空のものである"と同氏は暴露を続けています。

    ネラヨフ弁護士は、また、イーサリアムのネットワーク管理当局とSECのゲーリー・ゲンスラー委員長やジェイ・クレイトン前委員長といった米国の高官との間でアルトコインの立ち上げの初期段階で締結された密約の存在についても疑っています。これに先立ち、同弁護士は、米国の規制機関によるリップル社への本格的な攻撃は、影響力のあるETH保有者がスポンサーになった可能性があると推測しています。同氏の意見では、リップルの敵には、SEC、司法省、FBI に関係する個人、さらには一部のリップルの従業員が含まれている可能性があります。

    興味深いことに、暗号資産調査会社も似たような暴露をしています。しかし、スティーブン・ネラヨフ弁護士とは違って、イーサリアムのネットワークに決定的な影響力があるのは米国ではなく、中国のコングロマリットのワンシャングループであり、中国共産党(CPC)に近い組織がマイニングしたETHの80% 近くを管理しているといいます。このグループはブテリンのオリジナル ウォレットの作成でも知られています。

    ネラヨフ弁護士やTruth Labs が告発を立証できるかについては、大きな疑問です。今のところ、ETH の価格は上昇しており、$2,130の高値をつけました。ビットコインについては、11月9日(木)時点で、BTC/USD が$37,000 のレジスタンスを突破して、直近高値: 2022年5月での取引された$37,948をつけました。

    BTCの強気トレンドの勢いで年間指標と歴史的指標が更新されました。この30日間の暗号資産市場の純資金流入額は、110億ドルになり、2023年の最高額の更新です。機関投資家はこの6週間で昨年の記録である7億3600万ドルを上回る7億6700万ドルを暗号資産ファンドに追加ており、2021年末の水準に達しています。シカゴCME取引所のビットコイン先物の建玉も2021年12月の水準(37億ドル)となっています。長期保有者は、ビットコインの積み立てを続けており、その保有量は1,490万BTC(BTC発行総額の70%以上)です。購入量は、一ヵ月で25,000コインを超えています。短期投資家や投機家もFOMO(Fear of Missing Out)効果によってより積極的になっています。

    記録が更新していく可能性はありますが、誰もが懸念しているのは次にどうなるかということです。現在の勢いが継続するなら、デジタルゴールドの需要は大きくなり、供給は減少を続けることになります。この場合、直近高値、史上高値が目の前に迫っている可能性があります。

    ブルラリーの要因については繰り返し挙げてきました。重要なものには、SECビットコインスポットETFの承認見込、2024年4月半減、FRBの金融政策が逆に移行する可能性があります。Matrixportのリサーチ責任者であるマルクス・ティーレン氏は、2019年1月にFRBの引き締めサイクルが終了した後、デジタルゴールドが5倍に上昇したことを述べています。しかし、ティーレン氏はこのような推移が繰り返されるといった期待に警告しています。ただ、ビットコインが2023年と2024年に"大きく推移する" ことに同意しています。同氏の計算によれば、ビットコインは11月のクリスマス前の期間に平均23%上昇する傾向にあるとのことです。

    前述の上昇要因に加え、マイクロストラテジー社の創設者であるマイケル・セイラー氏は、中期的にビットコインの価格が10倍になるいくつかの材料を挙げています。セイラー氏によれば、ポジティブな展開としては、米国における企業によるビットコイン準備金の会計処理に関する新ルールが間もなく導入されることが挙げられます。"将来的にビットコインを企業の準備資産として取り入れることで、株主の価値を生み出す" とセイラー氏は考えています。

    同氏は、また、破綻したFTX取引所の元CEOの裁判などの当局による規制と法執行の措置がプラスとなったとも指摘していました。セイラー氏によれば、"すべての初期の暗号資産カウボーイたち、未登録のトークン、信用できない管理者" がビットコインの恩恵を受動的にもたらしていました。暗号資産業界を新たなレベルに引き上げるには"親の監視"が必要になります。マイクロストラテジー社の創設者は、ビットコインは単に投機に使用される" 10万トークンから去り"、戻る必要があるとも考えています。 "業界が、注意をそらし、株主価値を破壊するような小さな光り輝くコインから焦点を移して、次のレベルになれば、現在の10倍以上の上昇になると信じている"とセイラー氏はまとめました。

    これが一番印象に残らない予想です。ARK インベストメントのキャサリン・ウッドCEOは、今後10年で、デジタル・ゴールドの価格は100万ドルを超えると考えています(ちなみに、ウォーレン・バフェット氏の長年のパートナーであるチャーリー・マンガー氏は最近、また、ビットコインを"汚れた商品" と呼び、"一番愚かな投資" 、"鼠駆除剤" 、"性病"などの表現で批判しています) 。

    直近の見通しについて話題になると、SynFutures取引所のレイチェル・リンCEOによれば、ビットコインは11月末までに$47,000になるとのことです。 "この数週間でアップトーバーによりビットコインは29%近く上昇した。おもしろいことに、今までの10月と11月よりも上回っており、ビットコインの平均リータンが35%以上ということだ。この11月も同様の利益をもたらすのであれば、$47,000前後になるだろう"とリン氏は計算しています。

    さらなるプラス要因として、リン氏は利用者や取引の増加も指摘しています。同氏の見解では、スポット取引量の急増と10万ドル以上の決済件数に著しい増加が特に注目だとのことです。

    "これは機関投資家の関心が高まっていることを示す明確な指標である。大企業がデジタル資産、特にBTCの建て建玉を強化している" と同氏は考えています。

    楽観的な見方が広まっているにもかかわらず、アナリストの通称ドクター・プロフィットは、投資家は新型コロナウイルスの大流行中の2020年前と同様に調整と"ブラックスワン"の 出現に備えるべきだと考えています。こちらのアナリストは、2024年の半減期を迎える前にビットコインが$26,000 に下落する可能性も否定していません。

    このレビュー執筆時の10月10日(金)の BTC/USD は$37,320で取引されています。暗号資産市場の時価総額は 1週間前の1兆2900億ドルに対し、1兆4200億ドルでした。Crypto Fear & Greed インデックスは65から70ポイントのままで、強欲圏内のままです。

    レビューの最後に、不定期でお伝えしている暗号資産ライフハックです。では、暗号資産ウォレットのパスワードを忘れたら、どうすればいいのでしょう? この答えをエストニアのLHV Bankの共同設立者であるレイン・ロームス氏が教えてくれました。2015年7月のICOの際、同氏は250,000 ETHを$75,000で取得しました。イーサリアムが$4,800前後の市場の高値となった2021年11月10日のロームス氏の資産は、12億2000万ドルにまでに増えました。現在でも5億ドル以上の価値です。この間、コインは休眠状態でした。同時に、同氏はパスワードを忘れたことに気づき、人工知能で復元しようとしました。"私のプラン" は"ロームスのAIバージョンを作って記憶を呼び戻せるかどうか知ることだ"と述べました。銀行員は同氏のプランをシェアしました (ところで、人工知能ChatGPTは、 イーサリアムの価格は2024年初めまでに$3,000から$10,000の範囲になるだろうと予測しています。そうなれば、ロームス氏は、再びビリオネアになることでしょう—ウォレットのパスワードが判明すればですが)。

 

NordFX Analytical Group

 

注意: この内容は金融市場への投資推奨やガイドラインではなく情報提供のみを目的としています。金融市場の取引には、リスクが伴うため入金した資金のすべてを失う可能性もあります


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